対人対応力(1)対人対応力とは

G・Shiftでは、チーム力や自主性を高めるサポートを色々と担当させていただいております。

チーム力や組織力、そして個々の方の能力を高めるには、コミュニケーションに関して様々なアプローチがあります。

チームの力を引き出すファシリテーションもコミュニケーションのアプローチの一つとなります。
そして、個々人の個々の人に対するコミュニケーションもその一つです。

チーム力や組織力、または問題解決やビジョン共有、品質向上や営業センスといった分野においても、個々人のコミュニケーション能力は大切な基礎です。
基礎ができていないと、組織力を高めようとしても、問題解決を行おうとしても、お互いの意思疎通や理解、共有が進みません。

個々人のコミュニケーション能力は、「見る、聴く、話す」といった基本的なものだけではありません。

人は誰しも、苦手な相手、馬の合う相手がいます。
苦手にも厳格なものの言い方をする人が苦手であったり、自分と同じような性格の人が苦手ということもあります。
また、話を聞いてすぐわかる人、書いて憶えるのが得意な人もいます。
チーム力という点では、協力関係を築きやすい人や、いつも威圧的な人もいます。

実際の職場におけるコミュニケーションでは、このように一言で「性格」や「感性」とも表現できるところへの対応力も、個人のコミュニケーション能力として重要となります。

このような、個人として相手に対応するコミュニケーション能力を『対人対応力』と呼んでいます。

基本的なコミュニケーション能力に加えて、この「対人対応力」を高めると、単に話したり聴いたりするだけではなく、様々な性格や受け取り方をする人に対して、聴いて伝えて理解や共有共感を育むことができます。