全体システムアプローチ(1)全体で捉える

全体システムアプローチ近年、大人数で話し合うことで創造や解決を図る様々な手法が出てきています。

ワールドカフェ     (WorldCafe)
エーアイ(AI)    (Appreciative Inquiry)
フューチャーサーチ   (Future Search)
オーエスティー(OST)(Open Space Technology)
U理論

他にも、見直されてきたものとして

ダイアログ       (Dialogue)

といった手法です。(ダイアログは手法とはちょっと違いますが、、)

カタカナばかりで怖そうですが、対話を使った手法です。

対話の方法や段取り、進め方、表現や発想などを工夫すると

多くの参加者の率直な思いや考え方が共有でき、新たなアイデアを誘発して新たな変化が起こる

こういった手法です。

新たな変化とは、問題の本質の理解や共有であったり、新たなビジョンであったり、事業計画などであったりします。

こういった手法は、私達も数多く活用しています。

数人での深める対話や、百人以上での問題解決などなど様々です。

さて、こういった全体システムアプローチが有効だと考えられているのはなぜでしょうか。

その一つの回答は、今回のテーマでもある「全体」です。

物事を分析的に捉えたのでは限界があり、間違いや情報の切り捨ても多くなります。
そこで、分析的な捉え方をしても良いのですが、その後

全体として捉えてみる

全体を表現する、全体として捉える、全体性を大切にする、こういった取り組み方をすることで、抑圧などといった変な無理をすることなく自然と良い方向に向かうことが活用されています。