全体システムアプローチの第2回です。
全体システムアプローチの特徴の一つが
関係者です。
考える事柄に関わる人達(関係者)が、できる限り参加する
様々な事柄にいろいろな立場の人がいます。
賛成派も反対派もいることでしょう。住人や近所の人、会社のオーナーや作業員、協力している人々、など考えてゆけば様々な種類の関係者、立場の重複している人もいることでしょう。壮年、老年、学生や子どもも関係者かもしれません。
その事柄を 本当に 検討したいのであれば、こういった関係者が集まって
実際の社会全体、事柄全体 を表せるようにした上で、
率直に話し合って、解決や共有や創造といったことをしてゆこうとするのが、ホールシステムアプローチです。
とある所属の人達だけで話すと、話しそして考えの視点に広がりを持つことはできません。
恣意的に何か考えを一定方向にするのであれば、関係者を多様にしなくても良いでしょう。
しかし、本当に検討したいのであれば、多様な関係者があつまることが重要です。