AI:アプリシエイティブ・インクワイアリ3 4DとPDCA

アプリシエイティブインクワイアリ私たちは、AIなどホールシステムアプローチなども活用して、研修やワークショップを行っています。

今回は、4Dについて

4D フォーディと呼びます。  なんのことやらわかりませんね。

組織の本当の価値を見つけて可能性を広げるのがAIです。

組織と言うからには、組織に所属する多くの人が一緒に考えるという流れ・プロセスとなります。

一緒に考え体験する時間は、例えば
  数十人で2~4日間程度一緒に考える
  数百人で、分散して数ヶ月かける
  少人数で、1回2~4時間の話し合いを10回くらい
    など
様々なやりかたがあります。

実は、日数が重要な訳ではありません。
流れ、プロセスが目的や目標に対して自然になるのが大切なのです。

さて、その4Dの流れです。

ディスカバリー 発見
  ↓
ドリーム    夢
  ↓
デザイン    設計・構成
  ↓
ディスティニー 運命、実施と対応

さらに、ディスティニーから再度ディスカバリーとなります。

PDCAと似ていますね。計画、実施、評価、対策です。
組織のPDCAで問題になるのは、どこでしょうか。
Dだけ、PDだけという問題もあります。が、それよりも大きいのが

 チームや組織で「共有」できていない。

のが問題な場合が多くあります。

PDCAは、管理された計画をどのように実施改善するかに重きがおかれています。

これに対して、AIの流れにおいては、自分・組織の得意を共に発見して共に夢見て共に計画実施する流れになっています。
AIは、PDCAでよく問題になる「共有」を自然と解決し、さらには共に創造するところに進んでいます。
さらに、個人や組織の得意を見つけ、創造性を喚起する工夫もされています。

さて、計画したことをを実施する上では、PDCAは重要です。
しかし、何のためのPDCAかを考えた時には大きな枠組みとしてAIや他の方法論で考えることも大切になってきます。

AIと声高に言わなくても、AIを活用すると日々の活動への目的や意義を理解して自分の仕事を進めることができます。