サーバントリーダーシップ

サーバントリーダーシップ(Servant Leadership)は、アメリカのロバート・K・グリーンリーフ博士が提唱したリーダーシップです。

グリーンリーフ博士が説いたのは

「Servant First」 まず相手に奉仕して、相手を導く という哲学です。

リーダーがビジョンやゴールを示し、ついてきてくれるフォロワーにまず尽くす、ここを重要視しています。

サーバントリーダーについては、10の特徴が挙げられています

1.傾聴        Listening
2.共感        Empathy
3.癒し        Healing
4.気づき       Awareness
5.説得        Persuasion
6.概念化       Conceptualization
7.先見力・予見力   Forsight
8.執事役       Stewardship
9.人々の成長に関わる Commitment to growth of people
10.コミュニティづくり  Building community

グリーンリーフ博士が、サーバントリーダーシップを提唱したのは、1977年(昭和52年)の44年前です。
日本で「サーバントリーダーシップ」が出版されたのは、2008年のことでした。

リーダーシップの変遷としては、特性や行動、そして状況別のリーダーシップなどの後にサーバントリーダーシップが説かれています。

引っ張るタイプから、リーダーの個性を活かす、倫理性を高める等着目する点も様々あります。

危機的な状況下においては、衆議に依るよりもアーネスト・シャクルトンのような、強力に牽引するタイプのリーダーに一丸となって協力する方が危機を脱出できる可能性も高まるでしょう。
このコロナ禍でもそうあって欲しいとも思えます。

サーバントリーダーシップに話を戻しましょう。
サーバントリーダーシップは、フォロワーを大切にし、育て、組織化しつつ、ゴールを目指す一歩引いたところから導くリーダーだと考えます。

2021年8月13日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko