コモングッド型リーダーシップ

リーダーシップは、様々な定義や説明がなされています。

素朴な定義のものから、リーダーのやリーダーシップの核になるものは何かといった探求から生まれたものもあります。
企業や組織を率いた人が自らを振り返って、その率い方をリーダーシップとしてまとめたものもあります。

他にも、オルフェウスプロセスのように、指揮者がいなくてもオーケストラとして成り立つことから導いたリーダーシップもあります。

さて、私たちもリーダーシップへのサポートを色々とさせていただいております。

ここで、ご紹介したいリーダーシップがあります。

コモングッド型リーダーシップ です。

以前のベネボレントリーダーシップにおいて、ファーリ・カラカス博士のベネボレントリーダーシップに触れました。

コモングッド(公共善・公益)を目的として、コモングッドにつながる様々な学術・技能の分野を総覧し4つに分類した上で社会性へとつながるリーダーシップです。

ジーシフトで、カラカス博士のリーダーシップを取り入れて、さらに長く経験のあるポジティブ心理などの手法や近年の知見、マネジメント手法や、リーダー育成のためのコーチングなどの具体的なスキルなどを加えて定めたものになります。

これを、「コモングッド型リーダーシップ/組織開発」としています。

現代においては、企業の不祥事や社員・スタッフの精神の脆弱性、組織の硬直化やセクショナリズム(サイロ化)などがの問題が非常に目につく状況です。
また、CSRやCSV、SDGs、ESG経営、国連グローバル・コンパクトといった社会的な要請にも応える事業が求められてきています。

このような問題や要請に応えることが出来るのが「コモングッド型リーダーシップ(CGL)/組織開発(CGO)」です。
(以下、簡単に コモングッド型リーダーシップ(CGL)とします)

CGLは、「精神性」「道徳性」「革新性」「社会性」の4分野で、リーダーとチーム、そして企業・組織から社会へと善い影響が波及するリーダーシップであり、活動の方法となります。

リーダー個人の精神性が高まり、倫理・道徳的な考え方や行動が取れるようになり、
リーダーからチームへと精神性や道徳性が波及し、
リーダーは、チームや組織が変化・革新してゆく手法を使い周りを巻き込んで
コモングッド(公共善・公益)に資する事業を手がけ、
リーダー自身も社会的な活動を行うかもしれません、事業を通した社会性を実現するのかもしれません、

リーダー個人の善さが事業を通じて、広く社会に伝播するリーダーシップとなります。

つまり、ジーシフトのコモングッド型リーダーシップは、

 「リーダーの善い影響力で組織と社会の共通価値を創造する段階的手法」となります。

今後、様々なサービスを展開して参ります。

皆様のお役に立てるようであれば、うれしいです。

2021年9月1日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko