問題解決の三角フレーム

三角フレームツールジーシフトでは、問題解決の話し合いや考えに取り組む際に、「三角フレーム」という名称の図形的な考え方を活用しています。

画像が、その基本的な構造になります。

この三角の構図上に情報を配置することで、問題が可視化され抜け漏れが無くなり、問題が明確になります。

情報の配置としては、

左が現在(さらに左が過去です)
右が未来
そして現在の状態が現状
その右上が目標
さらに右上の三角の頂点が理想・ビジョン
理想と現状の差が問題
となります。

実際に理解する際は、詳細な構図と考え方で理解を深めて、使う際はシンプルに使うことができます。

問題を解決する際、皆さんはどのように考えますか?

いきなり、「○○が問題だ」とすることもありがちだと思います。
そこで、「○○」を実際に書き下して配置してみましょう。
そして現状や理想なども書き加えてみましょう。
日本語として意味が通る、論理的に正しいような表現に調整できれば、問題解決は近づくと思います。

この手法、単純ではありますが、探求やことばの曖昧さの解消など、厳密に取り組むとかなり奥が深くなります。
問題の探求においては、システム思考を活用することも有効です。

問題解決に取り組む際、紙に三角形を書いて情報を配置して考えてみると、ちょっと変わった論理的な思考になると思います。

2021年10月15日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko