キャリアに関する研修に多く携わらせていただいています。
キャリアとは、「働くことに関する道のり」つまり仕事の経験や経歴、生き方です。
子供の頃のお手伝いやアルバイト、インターンシップや就職など「働く」ことの一歩一歩の積み上げです。
日々忙しく働いていると、自分がどのようなキャリアを築いているのか判らなくなるかもしれません。
または、日々の忙しさにかまけて、忙しさを言い訳にして大切な自分の未来像が置き去りになっているかもしれません。
考えなくても未来はやってきますが、よりよいキャリアを築くためには自分自身のキャリアについて考える時間を持った方が良いようです。
そして、キャリアについて考えるには、漠然と未来を考えるより、良い方法があります。
それが自分自身のキャリアを内省する、 キャリア内省 ですが、
私たちでは造語で キャリア内省を 自分のキャリアとの対話として
キャリアダイアログ
とも呼んでいます。
(キャリアダイアログ とは、弊社の造語です)
最近では、皆さんもキャリア教育やキャリアコンサルティングなどに触れる機会があると思います。
例えば、ご自身のキャリアを振り返るグラフを書いたこともあるかもしれません。
これは、グラフを書くことで自分自身に問いかけ思いだして、グラフ化を行っていることになります。
ご自身の中にある働く足跡の記憶との「対話」と言っても良いでしょう。
ジーシフトの研修で、リーダーや幹部職の方へのキャリア面談スキルや、キャリアビジョンを考えるワークショップなど、キャリアがテーマになることがあります。
その際ご自身の大切な記憶・キャリアに対しては、対話をするように丁寧に、時には深く時には広がりを持って記憶を辿ると思ってもいなかった創造的な発見をすることがあります。
「自分のやりたかったことは これだったのだ」
例えばこのような発見です。
キャリアと対話してゆくにはいくつかポイントがあります。
キャリアダイアログについて、いろいろと触れていきましょう。