キャリアを振り返る際は、記憶を辿ります。
自分の大切な将来のキャリアを考えるために、今までのキャリアを思い起こすことになります。
記憶を辿る際、活用した方が良いポイントがあります。
それは、「感情」です。
うれしかった時、悲しかった時、有頂天になった時、悔しかった時 など
キャリアとして記憶を辿る際、自分の感情と共に思い出すようにすると思い出しやすくなります。
人によっては、色鮮やかに思い出すことができます。
ただし、思いだし易い人もいるのですが、思い出しづらい、感情をどのように表現したら良いかが今ひとつピンときていない方も中にはいらっしゃいます。
良い悪いではなく、感情を表す言葉に対して腑に落ちていないということです。
キャリアと対話し記憶を辿る際、いろいろな問いかけで思い出したりディスカッションを行ったりします。
そして、感情の表現が今ひとつピンときていないこともあるので、感情と組み合わせて記憶を辿る際は、事前に感情を少し呼び起こすようにすることが大切です。
ちょっとしたアクション・練習で、「ああ、そういう時はこんな感情を持っていた」と、思い出すようになります。
そうすると、記憶もたどりやすくなります。
これは、記憶の格納の仕組みを活用しています。
キャリアダイアログでは、この仕組みも取り入れています。
ご興味のある方は、記憶の格納の仕組みをキャリア開発に活用してみると良いでしょう。