企業の業績に大きな影響を与える「フォロワー」の研究が進んでいます。
1990年代のケリーの研究を元に、発展を遂げてきています。
2010年にカーステン 他の研究結果によって、フォロワーは3種類に定義をされています。
passive active proactive の3タイプです。
現状では、フォロワーシップの定義は、研究者によっていくつかに分かれていますが
企業業績の向上との関連性や日本での発展などを考慮して、カーステンの研究をここでは採用しています。
さて、passive active proactive ですが、
単純に和訳すると
passive 受動的
active 活発、能動的、積極的
proactive 先回り、積極的
となります。
active と proactive が悩ましいところです。
ここで、カーステンの流れをくんだ日本の研究での訳語がいろいろ出てきます。
そして、あえてわかりやすくするために、それぞれのタイプの語義ではなく、内容(次回以降に後述)から見ると
passive 受動的フォロワー
active 忠実的フォロワー
proactive 積極的フォロワー
と、ここでは表現いたします。
忠実的って何? かもしれませんが、姿勢や行動からじわりと判ってくると思います。
では、今回採用したカーステンや日本の研究でのフォロワーはどのようなものか、組織の業績にどのように寄与するか、気になるところですね。