観察(05)コミュニケーション

観察観察のポイント 3番目は コミュニケーションに関することです。

 コミュニケーションに関する観察ポイント 例えば次のような点です、抜粋してみます。
 
 
 グループの様子
  真剣さ、信頼感、発言の偏り、沈黙時の様子 など
 
 個々の様子
  参加の度合い、発言の回数、表情、感情 など

黙って観察をしてみると、多くのことが起こっていることに気が付きます。

当事者として話し合いに入っていると、慣れないうちはどうしても気が付きません。
普段見過ごしてしまいそうなことに焦点を当てて練習をすると、、、、「気づく」ことが多くなってきます。

2016年6月18日 | カテゴリー :

観察(04)意思形成

観察ファシリテーターの観察ポイントです。
リーダーや管理職、そして参加者の立場でも観察すると非常に得るところがあります。

観察のポイント 2番目は 意思形成に関することです。

 意思形成に関する観察ポイント 例えば次のような点です。

 意志決定
 
  意志の決定方法はどのように進んでいるか、独裁的か、民主的か、決められないかなど

 ルール
 
  運営や意思形成における決め事、ルールがあるか、守られているか、だれが意識できているかなど

意思形成に関する観察ポイントとしては上記のような点に留意すると、話し合いの進行当や研修チーム活動が円滑になるでしょう。

上記のポイントで全てではありません。皆さんで思いつくこともあるでしょう。

観察した結果は、上記のポイントを評価して介入を行うようになります。試してみて下さい。

2016年6月18日 | カテゴリー :

観察(03)運営

観察ファシリテーターの観察するポイントです。
リーダーや管理職、そして参加者の立場でも観察すると得るところがあるでしょう。

観察のポイント 1番目は 運営に関することです。

 運営に関する観察ポイント 例えば次のような点です。

 目的・テーマ・目標
 
  目的・テーマ・目標について、共有できているか、どのような状態か

 プロセス
 
  現在の状態がプロセスのどこにいるか、それをだれが意識できているかなど

 時間

  時間に対する意識を持っているか、だれが意識できているかなど

運営に関する観察ポイントとしては上記のような点に留意すると、話し合いの進行当や研修チーム活動が円滑になるでしょう。

実際に観察を活かすには、上記のポイントを具体的に評価して、介入に繋げます。

2016年6月18日 | カテゴリー :

観察(02)チームの観察

観察特にファシリテーターの観察はどのようなところに焦点を当てれば良いでしょうか。

それは、大きく3つにわかれます。

一つ目は、 運営に関することです。

 色々な視点で、進行や運営がうまくいっているか、ということを観察します。

二つ目は、 意思形成に関することです。

 どのような意思形成の枠組みとやり方をしているかを観察します。

三つ目は、 コミュニケーションです。

 チーム、グループ内でのコミュニケーション、そして一人一人がどのようになっているかを観察します。

さて、上記はグループワークをベースとした研修やワークショップに馴染みやすい分け方をしてます。

しかし、職場のグループ運営、チームリーディング、リーダーとして観察するポイントとも言えます。

リーダーシップを身につける際、「○○に気をつけましょう」という注意があったとします。

この場合、○○は観察する事柄ともなります。

この項、ファシリテーター、特に話し合いのファシリテーターとしての観察を主に扱いますが、研修講師、リーダー、管理職、そして参加者としての観察とも通じます。

2016年6月18日 | カテゴリー :

観察(01)はじめに

観察ファシリテーションに限らず「観察する」ことは非常に大切です。

では、何を観察していますか?
もしかすると、観察ではなく傍観になっているかもしれません。

特に、ファシリテーションを意識して観察についてまとめます。

観察とは

物事の真の姿を間違いなく理解しようとよく見る。
(広辞苑)

漢字に着目すると次のような意味があります。(広辞苑、常用字解)


 自分の目で実際に確かめる。転じて、自分の判断で処理する意。
 みる、みきわめる。くわしくみる。


 おしはかって考える。おもいやる。同情する。詳しく調べる。(広辞苑)
 うかがいみる、みる、あきらかにする、あきらか、かんがえる。

さて、ではファシリテーターとしての、もしくはワークショップや話し合い、研修などの進行役における観察とは何でしょうか。それは、以下のように定められます。

観察
『場の進行、状態の真の姿を理解して(観る、察する)、場の支援と促進に活かす』こと

ということで、ファシリテーターの観察について触れてゆきます。

2016年6月18日 | カテゴリー :

ストレングスファインダー2 強みを見つける

ストレングスファインダーストレングスファインダー、書籍を買った人はアセスメントツールを行ったかもしれません。

そして自分が「最上志向」等々の強みが出てきます。

5つ強みを見つけて終わり、、、、でも良いかもしれません。
しかし、ストレングスファインダーの使い方としては非常にもったいないです。

強みを活かす方法、例えば次の通りです。

自分の強みに関する解説を読んで気になったキーワードがあると思います。

1.気になったところに線を引いてみて下さい。(文でもキーワードでもかまいません)

2.文の場合はさらに何か短いキーワードに分割してみて下さい。

3.キーワードを大きめのポストイットに書き出してみましょう。
  20~30枚くらいになるかもしれません。

4.分類してみましょう。
  分類の切り口は、自分の直感で結構です。

この後は、細かく合従連衡が出てくると思います。
抽象と具体を何回か行き来すると良いでしょう。

どこかの時点で、 「はっ」 と気がつく時が来ると思います。

それが、自分の強み、強みに関係した何かの扉になるでしょう。

ストレングスファインダー1

ストレングスファインダー「さあ、才能に目覚めよう」という書籍があります。

この書籍に掲載されているツールが

『ストレングス・ファインダー』 です。

その名の通り、自分の強みを見つけるツールです。
1冊に1ID付与されていますので、書籍を購入して試してみてください。
ちなみに ≪サイトはこちら≫ です。

WEB上で180問、おおよそ30分の設問に答えると、自分の強みが表示されます。

これが、200万人ものデータに基づく結果となります。

強みの34の資質は、4つの資質群に分類されています。

「関係資質群」
コミュニケーション 共感性 親密性 包含 個別化 責任感 調和性

「影響資質群」
指令性 ポジティブ 最上志向 成長促進 競争性 社交性

「動機資質群」
達成欲 活発性 適応性 信念 規律性 目標志向 回復志向 自己確信 自我

「思考資質群」
分析思考 アレンジ 運命志向 原点思考 慎重さ 公平性 未来志向 着想 
収集心 内省 学習欲 戦略性

それぞれの解説は、書籍を参考にしてください。
また、自分の5つの強みについては、WEB上でも書籍と同じ解説を読むことができます。

つまり、このツールを使うと、
——
あなたの「自分だけの特長的な資質」・・・・
 コミュニケーション
  ・・・・(等々)
——
といった説明が出てきます。

ここまでで終わって、結果を読むだけだと、単にどこにでもあるような性格分析を読んでおしまい。こんなパターンです。

自分の強みを職場や生活に活かすには、さらに工夫が必要です。

例えば、5つ強みの説明の文章、強みを活かすための文章をヒントに自分の強みへの気付きを精錬させた上で実生活に活かします。

リーダーシップの開発等で行われる手法です。

具体的には、気になるキーワードをピックアップして考えを何回か発散、集束、マッピングすると自分の核となる強みが出てきます。

核となる強みが出た後は、日常生活や職場の生活の物差しに使うと良いでしょう。

試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私の強みには「最上志向」「学習欲」があるようです。。。

徳性アセスメント(VIA-IS)

徳性アセスメント良い生き方を科学的に考える「ポジティブ心理学」では、ポジティブな感情や強みについて研究を行っています。

ペンシルベニア大学のクリストファー・ピーターソン教授や、マーティン・セリグマン教授は、生き方の原則(VIA : Values in Action)研究所でこういった研究を行っています。

この研究所では、徳性や美徳について計測できるよう

強みとしての徳性に関するVIA分類法   を開発し、実践研究を続けています。

略して、VIA-IS (VIA Inventory of Strengths)です。

VIA-ISでは、徳性を抽象度の高い6つの美徳にまとめられた24の強みとして分類しています。

6種の美徳、24の強みとしての徳性を見てみましょう。

1.知恵
  ① 創造性
  ② 好奇心
  ③ 向学心
  ④ 柔軟性
  ⑤ 大局観

2.勇気
  ⑥ 真情(誠実さ)
  ⑦ 勇敢さ
  ⑧ 忍耐力
  ⑨ 熱意

3.人間性
  ⑩ 親切心
  ⑪ 愛情
  ⑫ 社会的知能

4.正義
  ⑬ 公平さ
  ⑭ リーダーシップ
  ⑮ チームワーク

5.節制
  ⑯ 寛容さ/慈悲心
  ⑰ 慎み深さ/謙虚さ
  ⑱ 思慮深さ
  ⑲ 自己調整

6.超越性
  ⑳ 審美眼
  ㉑ 感謝
  ㉒ 希望
  ㉓ ユーモア
  ㉔ 宗教性/スピリチュアリティ

要約された表題のみ示しました。このような24種の徳性として分類されています。

さてこの分類、自分にはどのような徳性が強く表れているか興味がわくと思います。

日本からでも、日本語でこのアセスメントを使うことができます。無料です。

 http://www.authentichappiness.sas.upenn.edu/

ここを参照下さい。

さて、アセスメントの結果が出ると、どのように扱っていますか?

「ふ~ん」と一読して終わり。だとあまりにももったいないです。

判った強みは活かすことができます。
活かして伸ばして、良い仕事や良い生き方への強い味方になります。

強い味方にするためのヒントは、書籍などが参考になるでしょう。

このブログでも一部紹介できる機会があるかもしれません。

ちなみに私は、
  好奇心、感謝、向学心などが高かったです。

似たようなアセスメントに、以前にもご紹介したストレングスファインダー(SF)があります。

SFはアセスメントのIDが本と一緒ですつまり1人1冊の本の購入が必要ですが、強みの解説が日本語になっています。但し、SFの最新版のバージョン2は英語版のみです。
VIA-ISは無料ですが、詳しい解説は原書にあたった方が良いでしょう。
こういった事情はありますが、使い方によっては非常に有効なツールとなります。

気になる言葉(05)自立

気になる言葉気になる言葉、昨日から連続です。今回は

 自立

です。

広辞苑で、

自立
 他の援助や支配を受けず、自分の力で判断したり身を立てたりすること。ひとりだち。

漢字も調べてみましょう(常用字解)


 正面から見た鼻の形。鼻を押さえる、指すことで自分自身を言うことから「おのれ、みずから」の意味


 大と一の組み合わせ。大は手足を広げた人、一は立つ位置。一定の位置に立つ人の形「たつ」意味。

さて、依存の回と同様に、自立と聞いてどのように感じますか?

良い、寂しい、かっこいい、大人、元服、甘えられない、嫌い、面倒、等々

心理学者の河合隼雄さんによると、昔は自立という言葉は余り使っていなかったのではないかと指摘しています。ではどんな言葉だったのか。「一人前」になる、「大人」になるといった表現です。
自立が強調され始めたのは、太平洋戦争後のことだそうです。そして、家族の関わりまで「家族のしがらみ」といった表現をして関わりを断ち切るのが自立の方向だと曲解してきてしまっているということです。

その結果は、、、、 自立ではなく、 孤立  を招いたと指摘しています。

欧米の人たちは自立も考え、自立した家族がどのように関わるかも考えるとのこと。

さて、そうするとどのように考えるのが良さそうかということになります。

河合さんによると、答えの表現の一つは、

 依存していることに感謝できる  のが自立している

ということだそうです。
親の言うことも聞くけど、自分の意見も言う。といったことになります。

別の表現では、

矛盾と見える考え方をもしっかり抱えて自分の足で立つ。

これが、河合隼雄流の自立です。

私なりに解釈すると、
 相手に感謝して自分を生きる  といったことなのかもしれません。

「誰にも頼らないで自立するんだ!」といった考え方は、社会からも、家族からも孤立を招くようです。

前回今回と、自立と依存という言葉にこだわってみました。

組織開発やチーム力アップといったことで、サポートさせていただく時、依存しすぎているリーダーやメンバー、そしてその逆で孤立しているリーダーやメンバーの方がいらっしゃることもあります。
もしも、皆さんの職場で思い当たることがある時は、人と人との間合いを意識できる活動を取り入れてみても良いかもしれません。

気になる言葉(04)依存

気になる言葉気になる言葉、今回は

 依存

です。

広辞苑で、

依存
 他のものをたよりとして存在すること。

漢字も調べてみましょう(常用字解)


 人に衣を添えた形。衣には人の霊が憑りつくと考えられたことから、「よる、よりそう」の意味となる


 才と子の組み合わせ。「ある、神聖なものとしてある、いきる、たもつ」の意味

さて、依存と聞いてどのように感じますか?

良い、悪い、嫌い、仕方ない、等々

小さな頃から「自分でやりなさい!」といったことを言われてきたかもしれません。
ややもすれば「他人に頼らないで、自分一人で行いなさい」というように捉えられるかもしれません。

話は変わって、システム思考はご存じでしょうか。食物連鎖でも結構です。縁起でも良いでしょう。
何かが起こると、それを契機にして別のコトが起こります。魚はプランクトンを食べます。海は蒸発して雲になって雨となって帰ってきます。

他に影響を与えないものはありません。

皆影響を与えあって存在しています。

関係し合っている、依存し合っています。

依存、もしかすると難しいテーマですが、どのように感じたら良いか一度考えてみてはいかがでしょうか。