NLP(04)体感覚

NLPNLPの第4回、代表システムの一つ、体感覚についてです。

平井堅という歌手、ご存じだと思います。
「瞳を綴じて」「大きな古時計」などなど、熱唱していますね。

平井堅の歌いっぷりを見ていると、曲名同様に目を閉じての熱唱です。手を大きく動かして非常に動きのある歌い方をしていました。

さて、NLPの代表システムは「視覚」「聴覚」「体感覚」です。
頭文字で「VAK」とも略します。

視覚 Visual   (ビジュアル)
聴覚 Auditory  (オーディトリー)
触覚 Kinesthetic (ケネスティック)

です。

平井堅の場合は、どの感覚が強いでしょうか、、、、歌手だから聴覚?

いえいえ、歌手ですので聴感覚もそれは強いと思いますが、体感覚も非常に強い人のようです。それは、「目を閉じて没入している」「手振りを大きく使う」ところから判ります。

手振りを大きく使う人、皆様の身の回りにもいらっしゃると思います。

松岡正剛という方がいます。著作には、「花鳥風月の科学」とか雑誌「遊学」で有名です。

この人も、語るときは手を大きく使います。右手を使うときは過去のイメージ、左手を使うときは未来のイメージを描いていると関係者から伺ったこともあります。松岡正剛さんも体感覚がきっと強いのでしょう。

では、こういった人と話をする場合は、どこに工夫したら相手に伝わりやすくなるでしょうか。

身体を使った表現を意識してあげると伝わりやすくなります。

例えば、「身長170cm」と言葉だけで言うのではなく、「身長170cm」と言いつつ手のひらを170cmくらいの所にかざすとかですね。
手振りが多い人だなと思ったら試してみてはいかがでしょうか。

2016年6月14日 | カテゴリー :

NLP(03)相手に合わせる

NLPNLPの第3回、相手の得意な感覚に合わせることについて考えてみます。

何かを他人に伝えたい時に、どのように表現しますか。

例えば、「駅から自宅まで」を「電話」で説明するとしましょう。

改札を出て、右にまっすぐ。
目の前を道路が横切っているので、右に曲がって。
少し行ったらコンビニがあるから左に曲がる、、、

さて、家まで来れるでしょうか。

相手に伝わるのにいろいろな表現方法があると思います。

右に曲がったら100メートル程度行きます。
右に曲がったら、赤い4階建てのビルまで行きます。そこまで100メートル。
右に曲がったら、4階建てのビルまで行きます。ビルの1階にはカレー屋があるのでカレーの匂いがするよ。
右に曲がったら、4階建てのビルまで行きます。向かい側にパチンコやがあるので軍艦マーチが聞こえるよ。

さて、上記で使ったのは、
・物理的な尺度・・・・具体的にするのによく使ったりしますね。
           100メートルを視覚でとらえる人、体感覚で捉える人もいます。そして、
・視覚を利用したランドマーク・・・赤い建物
・体感覚を利用したランドマーク・・・カレーの匂い
・聴覚を利用したランドマーク・・・軍艦マーチ
です。

相手が受け取りやすい表現は、どれでしょうか。

普段相手がしゃべっている言葉に気をつけていると、

 見たように表現するな
 音関係の言葉が多い
 しゃべる時、腕の振りが大きい人だ

といったように、相手の得意な感覚器がなんとはなしに判ります。

こういった所をもとに、工夫してみると伝わりやすくなります。

2016年6月14日 | カテゴリー :

NLP(02)なじみの感じ

NLPNLPの第2回、自分の得意な感覚器の見つけ方でうs。

お母さん と聞いて何を思い起こしますか?
ちょっと目を閉じて感じてみてください

真っ先に思い起こしたのは何ですか?

お母さんの姿、声、抱かれた感触、お袋の味というのもあるかもしれません。

この時、真っ先に思い起こした感覚はあなたの得意な感覚の可能性が高いです。
NLPでは、この感覚を大きく三つに別けて考えます。

視覚、聴覚、体感覚です。これを代表システムと呼びます。

例えば、お母さんの例で、味を思い出した人は、体感覚が強いと思われます。

得意な、強い感覚器は1つとは限りません。

視覚と聴覚が強いひとといった人もいます。

自分の得意な感覚器、意識してみましょう。
例えば、何かに気づいた時に「見たもの」「聞いたもの」「触ったもの」など何がきっかけになっているかといった見分け方もあります。

そして、何か情報を得たい時は、その感覚で受け取る工夫をすると、より良い(早い、鋭敏など)情報の取り込みができます。

2016年6月14日 | カテゴリー :

NLP(01)NLPとは

NLPNLP(Neuro Linguistic Programming):神経言語プログラム という心理学的技法があります。

このNLP,一言にまとめると「コミュニケーションや思考を成功に導く心理学的技法」と言えます。

かなり大まかな言い方になりますが、それは以下の経緯からです。

NLPの発端は、1970年代初期のカリフォルニア大の言語学助教授(当時)のジョン・グリンダーと心理学科生のリチャード・バンドラーの、心理療法に対する考察から始まりました。

その当時の心理療法であるゲシュタルト療法等の著名な治療家の用いるパターンを見つけ、それを、他の人に伝達しようとしました。
ここに、理論的な興味は持ち合わせていませんでした。効果的な治療法を、役に立たせるために伝達することを主眼にしていました。
言い方を変えれば、19世紀末から20世紀初頭にアメリカで形成され、ヨーロッパにも出たプラグマティズム(実用主義)の表れの一つかもしれません。

当初、ジョンとグリンダーは、「どんな分野であれその道に優れた人々を研究して、そのパターンを学ぶ方法」を収集し、広めていきました。
そして、1976年に、この収集した技法に名前をつけました。

これが「神経言語プログラム:NLP」です。

さて、NLPを初めて知る際に良くだされるテーマがあります。
それは、人間はどこから情報を受け取るかということです。

視覚、聴覚、体感覚に大きくわかれます。この感覚のどこが強いかは個人差があります。情報を伝えたいのであれば、自分でなく相手が得意とする感覚に合わせた方が伝わりやすくなります。

2016年6月14日 | カテゴリー :

コーチング(10)元気になる

メンタリングコーチングでは、いろいろな悩み、問題の解決を図っていきます。
日ごろ、ちょっと感じている、例えばこのようなことにも焦点があたります。

問い)ちょっと元気がありません。元気になるにはどうすればよいですか?

答え)「自分が元気になる姿を想像」してみましょう。

元気になる方法のひとつに、「自分の一番ベストな状態をイメージする」方法があります。

これは、イメージワークというのですが、自分のエネルギーをアップするための特効薬とも言えるでしょう。

過去のイヤなコトや、苦しかったコトはあってもなかなか自分の未来の「素晴らしい状態」を想像することは少ないと思います。

これは、
  「よ~し、やるぞ~!」
とモチベーションをアップするのに、非常に有効な、また簡単な方法です。

今まで疲れ切って、ヤヤ下を向き気味ではなかったですか??
そんな時には、是非、自分の一番ベストな状態をイメージしてみてください!
きっと元気になれますよ!
そして、「しっかり前を向いて歩き出している自分」に気づくはずです。

さあ! 元気をだして、前をしっかり向いて歩き出しましょう♪

コーチング(09)忙しい中で自分を保つ

メンタリングクライエントは、日々の生活の合間をぬってコーチングの時間を作っていることも多くあります。
「忙しい」ということは現代の一つの病かもしれませんね。

問い)毎日忙しいです。忙しい中で自分を保つためにはどうすればよいですか?

答え)「何もしない時間」を作ってみましょう。

皆さんはどれだけ「何も考えない、何もしない時間」を取っていますか?
忙しい毎日の中、なかなか「何もしない、何も考えない、、なんて絶対無理!!」と考えているのではないでしょうか?

それは、まとめて時間をつくろうとするからです。

よく、学習するには「細切れの時間を有効活用すべし!」と言われますが、この「何もしない時間」も細切れ時間を有効に活用することが出来るのです。

たとえば、
  ◆電車に乗っているとき
  ◆お昼休み
  ◆帰宅するとき
  ◆寝る前
などなど、、、、たった10分でもイイのです。
ただ、ボ~ッとしてみる。。。

これが、疲れた体や心を癒す特効薬です。

疲れた心や体は、あなたが癒やしてあげなければいけません。。。
そう。誰にも、あなたの心や体を癒やすことは出来ないのです。

あと何十年かはつき合っていかなければならない、この心と体。
是非、大切に扱ってあげてください。

コーチング(08)コーチの役割

メンタリングコーチングを実践する時は、コーチは自分の役割を意識しておくことが成功のポイントです。

では、その役割とは何でしょうか。

問い)コーチの役割は何ですか?

答え)大切なこと・・・☆★

私が長い人生経験で得た大切なことは、
  ”自分が成長するために、誰かに見守ってもらうこと”
です。
自分1人では、挫折したり、落ち込んだり、寂しくなったり、、、
色々な葛藤と戦わなくてはなりません。

そんなときに、
  「それでイイんだよ」
  「よくやったね」
  「スゴイ!」
  「今がチャンス!」
なんて、励ましてくれたり、ほめてくれたり、背中を押してくれたり、、、
という役割の人がいるだけで、勇気とパワーが出て、そして思いやりの心が
持てるようになりました。
そんな私にも、何人かのコーチがいます。

コーチは、親や兄弟、パートナーや子供、親友とはまた少し違います。
私の全てを受け入れて、常に私のためにいっしょに伴走し、時には自分のゴールをいっしょに確認してくれる。。。
そんな人だと思います。

是非、皆さんにもこのステキな経験をしていただけたらと思います。

コーチング(07)気が楽になる2

メンタリング問い) コーチングを受けると気が楽になります。なぜですか?

答え)気が楽になる・・・☆

「気が楽になりました~」というコメントを聞くと、コーチはうれしくなってしまいます♪

「気が楽になる」と感じる1つのきっかけとして、
   ”体中に蓄積している毒素をはき出す”
ということを行います。
その毒素とは、ストレスだったり、不安だったり、恨みつらみだったり、、色々です。
そんなモノは、いくら貯めても何の役にもなりません。

さあ、みなさん!
貯まっている毒素をジャンジャン吐き出しましょう!!

たまっている毒素をはき出すことで、気が楽になるんです。

コーチング(06)成長

メンタリングコーチングを受けて、自分の問題に対応していくと、何か一つバージョンアップした自分になります。
ちょっとした成長を重ねていくということです。

コーチングを受けて、成長について考えることもあります。

問い)成長ってどのように意識できますか?

答え)成長・・・☆

意外と皆さん、自分の成長について意識していないんですね。
そういう私も・・・です。

常に毎日「自分」を見ているわけですから、気づかないのも当然です。
そこを意識すると、ステキなことが沢山見えてきます。

普段、あまり振り返ることのない過去ですが、「自分史」を作ってみると、とても鮮明に過去の記憶が蘇ってきます。
たまには自分の歩いた奇跡を追うのも良いのではないでしょうか?
きっと新しい自分を発見できますよ!
ただ、そこまで手間をかけなくても
  ・昨日の私
  ・1週間前の私
  ・1ケ月前の私
  ・半年前の私
・・・と、少しずつ過去をさかのぼって思い出してみてください。
今とはきっと違う自分がそこにいるはずです。
人はどんどん成長する動物ですから、意識をしてみると自分が成長している!
ということに気づくはずです。

また、「人は失敗して成長するんだ!」といいますね。
過去の失敗を振り返って、今の自分の成長ぶりを確認するのも良いでしょう♪

公開講座での自己プロデュースワークショップの#1でも「自分とのかかわり~自分を見つめる」をテーマに、色々な自分を発見するワークを行いました。自分を発見するには、いろいろな方法や切り口があります。
試してみてはいかがでしょうか。

コーチング(05)本当の問題を見つける

メンタリングコーチングは、自分に起こっている問題に対応することでもあります。そこで、次の様な問いも思い浮かんできます。

問い) 本当の問題を見つけるにはどうすれば良いですか?

答え)本当の問題は?・・・☆

「問題」のまわりには必ずと言ってイイほど
感情や環境、経験などの余分な脂肪がついています。

特に、最初の一言で語られる「問題」や「悩み」は、余分な脂肪だらけです。

たとえば、
  ・周りの人はどう見ているんだろう??
  ・彼女に、×××ってきっと思われているんだ。。。
  ・みんなに、×××って思われたらどうしよう・・・
など。

どうです?
こう書いてみると、とても”曖昧な表現”が多いと思いませんか?
こういう悩みは、たいていが「思いこみ」なんですね。
だって、実際にこんなコト確認していないでしょ??
・・・ということは、「事実」ではないのですよ。

この思いこみが、大切な時間を浪費するんですね。

 >>思いこみをなくすには??
  簡単です。
  まず、相手に確認するんです。
  結果はだいたい、「な~んだ!」という具合になります。
  
  または「思いこみだあ」と思って、気にしないこと!

  よく「取り越し苦労」と言いますが、まさしくソレです。

  『くよくよする前に、聞いてみる!』
  『くよくよする前に、忘れる!』
  これが特効薬です!

再度言いますが、この脂肪だらけの「問題」をダイエットして、「問題」だけのシンプルな状態にしてあげるんです。

ダイエット方法は簡単。

コーチの問いかけに答えていくだけで、「あら、不思議!?」。
「わかった!」と気づくようになるんです。