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ジーシフトのブログです。

基礎知識やお知らせなど、いろいろと投稿していきます。

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オンラインワークショップ研修 ライトプランのご提供開始


オンラインワークショップ研修  ご好評いただいております。

ありがとうございます。

ジーシフトの オンラインワークショップ研修 をさらに気軽に活用していただければと考え、

半日弱 2時間で 本格的な人財育成研修が受けられるプログラムを開発いたしました。

 オンラインワークショップ研修 ライトプラン

です!

短時間で手軽に活用していただけるよう、

 オンラインワークショップ研修ライトプラン 1プログラムあたり

 2時間 4名 2万円

で実施させていただきます。

ライトプランの研修ラインナップは、現在8プログラムです。

 ファシリテーション  コーチング
 キャリア面接スキル  キャリアダイアログ
 看護管理者マネジメントスキル
 地域ケア会議ファシリテーション
 フォロワーシップ パワハラ予防

そして、大変手軽に活用いただけるプログラムであると自信を持っておりますが、

品質確保の都合上 1ヶ月あたり4件までの実施に限らせていただきます。
また、実施日程はご希望にお応えして皆様と講師の予定が合うよう、リクエスト式(第3希望まで伺っております)としております。
ずばり日程的なご希望をご連絡いただければすぐに調整に入ります。
詳細な日程はまだだけど、、も大丈夫です。

ご興味を抱かれた方、お問い合せいただければうれしいです。
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オンラインワークショップ研修 ライトプラン こちらのリンクです

オンラインワークショップ研修(標準版) こちらのリンクです
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オンラインワークショップ研修 ライトプランや標準版で興味を持たれた方、

「このようなプログラム、人数、やり方でできないか?」といったご相談がございましたら、お気軽にご相談下さい。

コロナも収束しつつあるのか、拡大しつつあるのか注意が必要な時期ではありますが、
キャリアやファシリテーション、アサーションといったリアルな研修や、
オンラインの研修や動画でファシリテーションといった動きも続いております。

皆様の学びと成長のお役に立てるようであればうれしいです。


2022年7月20日 | カテゴリー : etc | 投稿者 : hiko

コモングッドの4分野 精神性の現状


「コモングッド型リーダーシップ」(CGL)は、ベネボレントリーダーシップ(BL)を実践活用できる手法として発展させたものです。
(もう一つの背景は、「ベネボレント」の言葉や概念にあまりなじみが無い(直訳で「慈悲」)ので、BLのそもそもの目的である「コモングッド(共通善)」を目指す・実現するリーダーシップに名称を寄せています)

CGLは、4分野の領域から構成されています。

それは

精神性  道徳性  革新性  社会性  です。

今回は、「精神性」の現状について。

◎現状における精神性の問題

労働環境やリーダーシップなど働く場面において、問題は様々起こっています。

「精神性」精神や心にまつわる現象や出来事、特に問題となるようなことについて取り上げてみましょう。

●精神疾患 年420万人

精神疾患を引き起こしている人が、年420万人にもなっています。
(令和3年の厚生労働白書)
日本の労働人口が6860万人(2021年度)なので、おおよそ20人に1人は精神疾患となる計算です。
ご自身の職場、部とか課とか職場は何人くらいでしょうか?
20人くらいかなぁ と思われたら、その中の1人は精神疾患を抱えている可能性があるということです。

●日本は生産性・孤独感が世界より高い

マイクロソフトの分析によると、コロナ禍の中で日本では、世界と比べると生産性は高いが孤独感やストレスも高い(悪い)との結果が出ています。
孤立感などによって、キャリアや仕事のやりがいについても悩みを抱えているという分析がされています。

◎現状における精神性の対策

「精神性」にまつわる対策や解決策も近年いろいろと出てきています。

例えば、グーグルは「マインドフルネス」(瞑想の一種)の研修を取り入れはじめています。
「マインドフルネス」は、静かなブームを呼んでいますね。
マインドフルネスの瞑想に慣れてくると(実践を続けると)落ち着くようになり、考えも明晰になる効果があります。仕事上の考え・判断も的確で創造的になってきますね。

また、「インテグラル理論」という「ティール組織」の基礎となった心理的な理論が普及してきています。
精神的な記述や考え方の色濃い理論がビジネス分野でも受け入れられ活用がされてきています。

他にも問題や起こっている現象はありますが、今回は「精神性」にまつわる現状をご紹介いたしました。

この分野ひとつをとっても、各種の問題や解決・対策の方法や理論が出てきているのが判ります。

マインドフルネスは、日本では禅・座禅や内観を企業研修で使うということが行われてきました。

海外からの逆輸入の方がひょっとすると取り入れ易いのかもしれません。


[参考]
オンラインワークショップ研修 コモングッド型リーダーシップ
[ブログ]
2021/08/30 ベネボレントリーダーシップ
2021/09/01 コモングッド型リーダーシップ
2021/09/06 コモングッドの4分野

2022年7月15日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko

ファシリテーションの動画講座が配信されます


ファシリテーションの動画講座が配信されることになりました。

今回は、看護のマネジメントスキルの一環としてのファシリテーションスキルの講座となります。

講師は、弊社 彦田美香子です。

配信開始は、少し先の8月8日(月)からとなります。

ジーシフトでは企業や自治体様にもファシリテーションを15年以上お伝えしておりますが、看護職の皆様にも10年以上ファシリテーションの活用をお伝えしております。
今回の動画講座では、看護職の皆様のファシリテーションの活用に焦点を当てております。

申込HPは下記となります。
(看護職などの看護や福祉を専門とする日総研出版です)

https://www.nissoken.com/s/173830/index.html

[コース名]
マネジメント力が上がる!
管理者に必須のファシリテーションスキル

管理者のマネジメントスキルとして、
支援と促進のスキル「ファシリテーション」を中心に、加えて
率直に伝える「アサーション」
マネジメントの中心コンセプト「成功循環モデル」の具体的な活用
が理解できる構成となっております。

配信は、上記の8/8~10/3の申込締切 となっております。
詳細は、上記のサイトをご参照下さい。

特に看護職の皆様に、活用いただければうれしいです。

ファシリテーションに続いて、「キャリア面接スキル」の動画も企画が進んでおります!
ご期待下さい!


2022年7月11日 | カテゴリー : etc | 投稿者 : hiko

キャリア内省/キャリアダイアログ(4)キャリアとマインドフルネス


マインドフルネスが注目されています。

そして、マインドフルネスはキャリアにも良い効果があります。

それは、実際にマインドフルネスの訓練、もしくは瞑想を行うと、、、

リラックス、集中力、創造性 などが高まります。

何より、仏教の八正道の一つですので、善い人間 になってきます。
(合理的、理性的な考えができるようになる)

では、キャリア内省/キャリアダイアログとの関係性に着目します。

キャリアを内省するということは、過去を思い出します。

様々な感情が沸き起こってくると思います。
感情と出来事はセットで記憶されているので、思った通りの事が起こります。

その際に、落ち着いて「ああ、あの時はうれしくて/怒って/悲しんで、こんなことがあった」と冷静に事実を理解し表現できるようになります。

また、キャリアを内省すると、未来を想像します。

過去の出来事を妄想ではなく冷静に見ることができると、自分の強みや良さ、望みなどが見えてくることが多いです。

その自分の強さや良さ、望みを元に、冷静に未来を展望できるようになります。

マインドフルネスは、キャリア内省においても冷静に「事実」を確認できる有効性を持っています。
.

そして、通常マインドフルネス瞑想などを行っていない人にとってのメリットです。

キャリア内省を行う際に、「今ここ」への意識を行うステップを入れることで、現在に対する過去や未来が捉えやすくなります。
.

人は、未来を強く思ってしまう傾向の人や過去を強く思ってしまう傾向の人もいます。
例えば、極端な例では「昔はこうだった」とこだわり続ける人です。

自分自身のキャリアと対話する際は、キャリアの思い出から事実やそのときの思いを冷静に思い起こすことが大切です。

その際には、マインドフルネスのやり方や考え方、訓練は役に立ちます。


参考 オンラインワークショップ研修 キャリア内省/キャリアダイアログ

2022年7月6日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko

マインドフルネス


「マインドフルネス」という言葉は、近年ますます目にするようになってきました。

グーグルも導入しているということで、本も出版されています。
「グーグルのマインドフルネス革命」という本です。

「なんとなく瞑想かな」とか
「流行っているな」など ちょっとした感想もお持ちかもしれません。

マインドフルネスは、もともと仏教が元になっています。

仏教がアメリカで布教される中で、仏教の目指す理想の状態(柔らかい表現にしていますが)
に至る道(方法)も伝えられました。

理想の状態に至る道のことは「八正道」です。
仏教に触れたことのある人は聞き覚えがあるかもしれません。

八正道とは「正見」「正思」「正語」「正行」「正命」「正精進」「正念」「正定」です。

ここで全てを解説することは、到底無理なので、マインドフルネスに関係しているところに注目します。

八正道は、英語で The Noble Eightfold Path です。

この中の、「正念」が Right mindfullness となります。

では、最近注目されている マインドフルネス/正念 とは、

  『正しく今現在の状況に気づいている状態』  となります。

様々な表現がされていますが、

  「『今ここ』の状況を気づいている状態」 とも言えます。

『今ここ』という言葉も、目にすることがあると思いますが、まさに過去でも未来でも無く現在に着目するということになります。

では、そのためにどのようにすればよいいか、どのような訓練・トレーニング方法があるかというと、

その一つは、
 今起こっていることを静かに説明する

これも言い換えると、
 今知覚していることに静かに集中し観察する

ことになります。
(上記の定義や説明は、多くの方の説明を元にして少しわかりやすく変えています)

「今起こっている」とは過去のことでも無く、妄想の未来や起こってもいないことは、思ったとしても静かに今の知覚に焦点を合わせ直します。

「静かに」とは、無理にぎゅーーーっと念を込めるのではなく、肩腕頭の力を抜いて知覚されるに任せて、「電車の音」とか「そよ風が顔で感じた」など無理な知覚をしないということです。

「説明する」とは、上記で「静かに」したところで知覚した「耳で聞こえた」電車の音を「電車の音」とだけ心の中でつぶやくことです。「電車の音」とつぶやいた後で(内語した後)「あの電車は東急だ」とかの思いが出たら、妄想連想なので気づいた時点で妄想を止めます。

ご存じの方は、ヴィパッサナー瞑想 ということが判ると思います。
マインドフルネス瞑想とヴィパッサナー瞑想は、実践としては同じものがほとんどです。

但し、マインドフルネス瞑想は、医療・治療・成長といった、現実のメリット・利点を得るのが目的となります。

ちなみに、ヴィパッサナー瞑想は、八正道の道の一つで、仏教で言うところの理想の状態への取組・姿勢、いわばトレーニング方法の一つとなります。
仏教の「正念」が、アメリカで医療などの効果を見出され、医療・治療・成長の分野で「マインドフルネス」「マインドフルネス瞑想」として普及し、日本にも渡ってきています。
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私どもも、マインドフルネス、もしくはどちらかと言うと起業後間もない頃からヴィパッサナー瞑想にも注目していました。
近年ではマインドフルネス協会も立ち上がっています。
会員として、マインドフルネスのエッセンスを人財育成や組織開発の手法のひとつとして、取り入れておりいます。
ご参加の皆様も、モチベーションや過去を辿る演習、落ち着いて考える一環などで気がつく瞬間があるかもしれません。


2022年7月1日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko