今年の一字

正月三日は、書き初めをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

書き初めに限らず今年の決意を表明するには、正月はぴったりのタイミングです。

皆様は、今年どのような決意をされたでしょうか。

ジーシフトの今年の一字は

 藝

です。

芸の旧字ですね。
この藝の字は、会意文字という多くの漢字の部分が集まってできあがった文字と
なります。
藝の字は くさかんむり  執(しつ)  云(うん) の字で構成されています。

芸術の「芸」は芸事、わざ、技芸、アートに通じるところがあります。
ジーシフトも、ワークショップや体感的なアイスブレイク・ロールプレイングなど、
芸術的な創造のエッセンスを理解の補助線とする演習を多く取り入れております。

そして、「藝」特にその一部である「執」には元々草木を植える、草木や種に関する
意味があるとのことです。
そして偶然にも、本年甲辰の歳が蓄えられたものが芽吹く、固い殻が破れて事が始まる
意味があるということです。

この字に込められている、アート・創造的な意味と、事の種になり・芽吹く、といった
意味が本年の弊社の思いとなります。

殻を破り、様々な事を始めてまいります。

事が始まるご連絡を差し上げることもございますが、弊社が皆様のお役に立てる機会が
ございましたら、嬉しいです。

皆様の一年も良い歳でありますよう、祈念いたします。

2024年1月5日 | カテゴリー : blog | 投稿者 : hiko

新年のご挨拶

株式会社ジーシフト から、新年のご挨拶を申し上げます。

ご挨拶に先立ちまして、能登半島地震で命を落とされた皆様へのご冥福をお祈り
申し上げ、ご遺族様へのお悔やみを申し上げます。
そして、罹災された皆様にお見舞い申し上げます。

騒然たる令和5年の年明けとなりましたが、皆様の「役を立てる」ことへの
ご支援へと、旧年来にも増して力を尽くして参ります。

日常を崩さず落ち着いて、日々精進して参ります。

皆様のお役に立てる機会がございましたら、嬉しく存じます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 株式会社ジーシフト 彦田友治  彦田美香子

2024年1月3日 | カテゴリー : etc | 投稿者 : hiko

今年もお世話になりました

令和5年 癸卯、数多くの方にお世話になりました。
ありがとうございました。

皆様の今年1年は、どのような歳となったでしょうか。

年の瀬のこの機会に振り返ってみても良いかもしれませんね。

弊社もうさぎ年の今年、雑誌の1年連載や他のお声掛かりに、
動画研修などが好評を得て年明けにも再配信のご報告もできそうです。

跳ねて来年の辰年につながる歳となりました。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

良い年の瀬をお送り下さい。

2023年12月31日 | カテゴリー : blog | 投稿者 : hiko

2024年ファシリテーション1年連載

ジーシフトは、企業や自治体以外にも、とりわけ看護・医療関係の皆様への人財育成を
担当させていただいております。

そして今回は、看護のマネジメント層の方向け雑誌にファシリテーションに関する
1年間の連載を担当させていただくことになりました。

題して 『管理者に必須のファシリテーション力

マネジメントとしてのファシリテーションの考え方とスキルについてお伝えして参ります。

初回は、「管理者として良いマネジメントを行うには」として、
良いマネジメントに向けて、マネジメントそのものを概観しファシリテーションが果たす
役割を解説いたします。
個々のファシリテーション技術を理解する、その前にファシリテーションをマネジメントに
活用するヒントをお伝えしております。

ご興味を持っていただいた皆様、購読をご検討下さい。

掲載誌 看護部長通信(隔月間 2023/12・1月号~1年間) 日総研出版

看護部長通信 2023 12・1月号 HP
 https://www.nissoken.com/jyohoshi/sf/contents/101.html

年末発刊の23年末・24年始号からとはなりますが、1年間ファシリテーションの連載で
特に看護のマネジメント層の皆様のお目にかかることあるかもしれません。
ご参考となればうれしいです。

雑誌の連載や出版その他のお声掛かりがあり、今後も様々なご報告を発信させていただきます。

2023年12月22日 | カテゴリー : gnews | 投稿者 : hiko

研修効果・チーム・スキルを測る

ジーシフトでは、研修・ワークショップという形で学びを提供しております。

そして、実施・設計時に研修効果が上がるよう事前設計に向けてご参加の皆様の状態や思い、問題意識などを事前課題やアンケートといった形で伺っております。

さらに、研修後には感想や成果、学びについてもフィードバックをいただいております。

つまり

研修効果やチーム状態、スキルを測定して、

研修の質へとフィードバックを行っております。

研修効果、チーム状態、スキル、などは近年のBIツール(ビジネスインテリジェントツール)を使って、無料でも簡単にご自身でも活用できるようになって来ています。
また、AIの活用もできますね。

ジーシフトでも活用している、「測る」ことに関する取組にについてもご紹介して参ります。

今回はその1例として、「心理的安全性」を個人や組織で測って、現状や半年後などを記録すると次のようなレーダーチャートで簡単に分析ができるようになります。

また、事前アンケートや事後のフィードバックを自由記述して、単語などで分割し、スキルや満足度などと関連付けることもできます。(ワードマップ)
こうすることで、どのような意識や言葉を持っている人が研修でどのように変化したか(行動変容)を測ることができます。

研修に目的感や目標性を持って計測すると、研修効果や次への研修実施への工夫、チーム・組織力の向上に活かせるようになります。

毎回専門家に頼まなくても、自分で比較的安価もしくはほぼ無料でできるようになったのも魅力的ですね。

この手法やITツールの使い方、統計的な解析法や自由記述の単語分析(言語解析)による研修効果へのニーズ分析などもご紹介してまいります。

ITツール以外にも、新カークパトリックモデル(2016年版)に基づく研修効果測定や測定の活かし方などもご紹介して参ります。

(下記は、Microsoft PowerBI で無料でできる範囲の、レーダーチャートとワードクラウドを使った例です)

  

2023年11月15日 | カテゴリー : etc | 投稿者 : hiko

オンラインワークショップ研修 ライトプランのご提供開始


オンラインワークショップ研修  ご好評いただいております。

ありがとうございます。

ジーシフトの オンラインワークショップ研修 をさらに気軽に活用していただければと考え、

半日弱 2時間で 本格的な人財育成研修が受けられるプログラムを開発いたしました。

 オンラインワークショップ研修 ライトプラン

です!

短時間で手軽に活用していただけるよう、

 オンラインワークショップ研修ライトプラン 1プログラムあたり

 2時間 4名 2万円

で実施させていただきます。

ライトプランの研修ラインナップは、現在8プログラムです。

 ファシリテーション  コーチング
 キャリア面接スキル  キャリアダイアログ
 看護管理者マネジメントスキル
 地域ケア会議ファシリテーション
 フォロワーシップ パワハラ予防

そして、大変手軽に活用いただけるプログラムであると自信を持っておりますが、

品質確保の都合上 1ヶ月あたり4件までの実施に限らせていただきます。
また、実施日程はご希望にお応えして皆様と講師の予定が合うよう、リクエスト式(第3希望まで伺っております)としております。
ずばり日程的なご希望をご連絡いただければすぐに調整に入ります。
詳細な日程はまだだけど、、も大丈夫です。

ご興味を抱かれた方、お問い合せいただければうれしいです。
———-
オンラインワークショップ研修 ライトプラン こちらのリンクです

オンラインワークショップ研修(標準版) こちらのリンクです
———-
オンラインワークショップ研修 ライトプランや標準版で興味を持たれた方、

「このようなプログラム、人数、やり方でできないか?」といったご相談がございましたら、お気軽にご相談下さい。

コロナも収束しつつあるのか、拡大しつつあるのか注意が必要な時期ではありますが、
キャリアやファシリテーション、アサーションといったリアルな研修や、
オンラインの研修や動画でファシリテーションといった動きも続いております。

皆様の学びと成長のお役に立てるようであればうれしいです。


2022年7月20日 | カテゴリー : etc | 投稿者 : hiko

コモングッドの4分野 精神性の現状


「コモングッド型リーダーシップ」(CGL)は、ベネボレントリーダーシップ(BL)を実践活用できる手法として発展させたものです。
(もう一つの背景は、「ベネボレント」の言葉や概念にあまりなじみが無い(直訳で「慈悲」)ので、BLのそもそもの目的である「コモングッド(共通善)」を目指す・実現するリーダーシップに名称を寄せています)

CGLは、4分野の領域から構成されています。

それは

精神性  道徳性  革新性  社会性  です。

今回は、「精神性」の現状について。

◎現状における精神性の問題

労働環境やリーダーシップなど働く場面において、問題は様々起こっています。

「精神性」精神や心にまつわる現象や出来事、特に問題となるようなことについて取り上げてみましょう。

●精神疾患 年420万人

精神疾患を引き起こしている人が、年420万人にもなっています。
(令和3年の厚生労働白書)
日本の労働人口が6860万人(2021年度)なので、おおよそ20人に1人は精神疾患となる計算です。
ご自身の職場、部とか課とか職場は何人くらいでしょうか?
20人くらいかなぁ と思われたら、その中の1人は精神疾患を抱えている可能性があるということです。

●日本は生産性・孤独感が世界より高い

マイクロソフトの分析によると、コロナ禍の中で日本では、世界と比べると生産性は高いが孤独感やストレスも高い(悪い)との結果が出ています。
孤立感などによって、キャリアや仕事のやりがいについても悩みを抱えているという分析がされています。

◎現状における精神性の対策

「精神性」にまつわる対策や解決策も近年いろいろと出てきています。

例えば、グーグルは「マインドフルネス」(瞑想の一種)の研修を取り入れはじめています。
「マインドフルネス」は、静かなブームを呼んでいますね。
マインドフルネスの瞑想に慣れてくると(実践を続けると)落ち着くようになり、考えも明晰になる効果があります。仕事上の考え・判断も的確で創造的になってきますね。

また、「インテグラル理論」という「ティール組織」の基礎となった心理的な理論が普及してきています。
精神的な記述や考え方の色濃い理論がビジネス分野でも受け入れられ活用がされてきています。

他にも問題や起こっている現象はありますが、今回は「精神性」にまつわる現状をご紹介いたしました。

この分野ひとつをとっても、各種の問題や解決・対策の方法や理論が出てきているのが判ります。

マインドフルネスは、日本では禅・座禅や内観を企業研修で使うということが行われてきました。

海外からの逆輸入の方がひょっとすると取り入れ易いのかもしれません。


[参考]
オンラインワークショップ研修 コモングッド型リーダーシップ
[ブログ]
2021/08/30 ベネボレントリーダーシップ
2021/09/01 コモングッド型リーダーシップ
2021/09/06 コモングッドの4分野

2022年7月15日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko

ファシリテーションの動画講座が配信されます


ファシリテーションの動画講座が配信されることになりました。

今回は、看護のマネジメントスキルの一環としてのファシリテーションスキルの講座となります。

講師は、弊社 彦田美香子です。

配信開始は、少し先の8月8日(月)からとなります。

ジーシフトでは企業や自治体様にもファシリテーションを15年以上お伝えしておりますが、看護職の皆様にも10年以上ファシリテーションの活用をお伝えしております。
今回の動画講座では、看護職の皆様のファシリテーションの活用に焦点を当てております。

申込HPは下記となります。
(看護職などの看護や福祉を専門とする日総研出版です)

https://www.nissoken.com/s/173830/index.html

[コース名]
マネジメント力が上がる!
管理者に必須のファシリテーションスキル

管理者のマネジメントスキルとして、
支援と促進のスキル「ファシリテーション」を中心に、加えて
率直に伝える「アサーション」
マネジメントの中心コンセプト「成功循環モデル」の具体的な活用
が理解できる構成となっております。

配信は、上記の8/8~10/3の申込締切 となっております。
詳細は、上記のサイトをご参照下さい。

特に看護職の皆様に、活用いただければうれしいです。

ファシリテーションに続いて、「キャリア面接スキル」の動画も企画が進んでおります!
ご期待下さい!


2022年7月11日 | カテゴリー : etc | 投稿者 : hiko

キャリア内省/キャリアダイアログ(4)キャリアとマインドフルネス


マインドフルネスが注目されています。

そして、マインドフルネスはキャリアにも良い効果があります。

それは、実際にマインドフルネスの訓練、もしくは瞑想を行うと、、、

リラックス、集中力、創造性 などが高まります。

何より、仏教の八正道の一つですので、善い人間 になってきます。
(合理的、理性的な考えができるようになる)

では、キャリア内省/キャリアダイアログとの関係性に着目します。

キャリアを内省するということは、過去を思い出します。

様々な感情が沸き起こってくると思います。
感情と出来事はセットで記憶されているので、思った通りの事が起こります。

その際に、落ち着いて「ああ、あの時はうれしくて/怒って/悲しんで、こんなことがあった」と冷静に事実を理解し表現できるようになります。

また、キャリアを内省すると、未来を想像します。

過去の出来事を妄想ではなく冷静に見ることができると、自分の強みや良さ、望みなどが見えてくることが多いです。

その自分の強さや良さ、望みを元に、冷静に未来を展望できるようになります。

マインドフルネスは、キャリア内省においても冷静に「事実」を確認できる有効性を持っています。
.

そして、通常マインドフルネス瞑想などを行っていない人にとってのメリットです。

キャリア内省を行う際に、「今ここ」への意識を行うステップを入れることで、現在に対する過去や未来が捉えやすくなります。
.

人は、未来を強く思ってしまう傾向の人や過去を強く思ってしまう傾向の人もいます。
例えば、極端な例では「昔はこうだった」とこだわり続ける人です。

自分自身のキャリアと対話する際は、キャリアの思い出から事実やそのときの思いを冷静に思い起こすことが大切です。

その際には、マインドフルネスのやり方や考え方、訓練は役に立ちます。


参考 オンラインワークショップ研修 キャリア内省/キャリアダイアログ

2022年7月6日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko

マインドフルネス


「マインドフルネス」という言葉は、近年ますます目にするようになってきました。

グーグルも導入しているということで、本も出版されています。
「グーグルのマインドフルネス革命」という本です。

「なんとなく瞑想かな」とか
「流行っているな」など ちょっとした感想もお持ちかもしれません。

マインドフルネスは、もともと仏教が元になっています。

仏教がアメリカで布教される中で、仏教の目指す理想の状態(柔らかい表現にしていますが)
に至る道(方法)も伝えられました。

理想の状態に至る道のことは「八正道」です。
仏教に触れたことのある人は聞き覚えがあるかもしれません。

八正道とは「正見」「正思」「正語」「正行」「正命」「正精進」「正念」「正定」です。

ここで全てを解説することは、到底無理なので、マインドフルネスに関係しているところに注目します。

八正道は、英語で The Noble Eightfold Path です。

この中の、「正念」が Right mindfullness となります。

では、最近注目されている マインドフルネス/正念 とは、

  『正しく今現在の状況に気づいている状態』  となります。

様々な表現がされていますが、

  「『今ここ』の状況を気づいている状態」 とも言えます。

『今ここ』という言葉も、目にすることがあると思いますが、まさに過去でも未来でも無く現在に着目するということになります。

では、そのためにどのようにすればよいいか、どのような訓練・トレーニング方法があるかというと、

その一つは、
 今起こっていることを静かに説明する

これも言い換えると、
 今知覚していることに静かに集中し観察する

ことになります。
(上記の定義や説明は、多くの方の説明を元にして少しわかりやすく変えています)

「今起こっている」とは過去のことでも無く、妄想の未来や起こってもいないことは、思ったとしても静かに今の知覚に焦点を合わせ直します。

「静かに」とは、無理にぎゅーーーっと念を込めるのではなく、肩腕頭の力を抜いて知覚されるに任せて、「電車の音」とか「そよ風が顔で感じた」など無理な知覚をしないということです。

「説明する」とは、上記で「静かに」したところで知覚した「耳で聞こえた」電車の音を「電車の音」とだけ心の中でつぶやくことです。「電車の音」とつぶやいた後で(内語した後)「あの電車は東急だ」とかの思いが出たら、妄想連想なので気づいた時点で妄想を止めます。

ご存じの方は、ヴィパッサナー瞑想 ということが判ると思います。
マインドフルネス瞑想とヴィパッサナー瞑想は、実践としては同じものがほとんどです。

但し、マインドフルネス瞑想は、医療・治療・成長といった、現実のメリット・利点を得るのが目的となります。

ちなみに、ヴィパッサナー瞑想は、八正道の道の一つで、仏教で言うところの理想の状態への取組・姿勢、いわばトレーニング方法の一つとなります。
仏教の「正念」が、アメリカで医療などの効果を見出され、医療・治療・成長の分野で「マインドフルネス」「マインドフルネス瞑想」として普及し、日本にも渡ってきています。
.

私どもも、マインドフルネス、もしくはどちらかと言うと起業後間もない頃からヴィパッサナー瞑想にも注目していました。
近年ではマインドフルネス協会も立ち上がっています。
会員として、マインドフルネスのエッセンスを人財育成や組織開発の手法のひとつとして、取り入れておりいます。
ご参加の皆様も、モチベーションや過去を辿る演習、落ち着いて考える一環などで気がつく瞬間があるかもしれません。


2022年7月1日 | カテゴリー : 基礎知識 | 投稿者 : hiko